本切羽のプレス

まずは、こちらの画像。



背広の袖口をプレスしています。
手仕上げや手直しをしないところは、ここをプレスしないと思います。
こういう風にソデのボタンが開くものは少ないのですが、
お客様によっては、ほとんどの背広がこの仕様なっている方がいらっしゃいます。

「本切羽」なんて言いますね。
袖のボタンが開閉できるようになっている仕様で、
元々は、医者が手術の際に、腕まくりをしやすく工夫したのが始まりなんて言われてます。
この仕様の物は、必ず裏地をプレスしなければいけません。(と思います)
それは、ボタンを外して、袖口をまくる事があるから。
まくった時に見えてくる裏地にシワがあってはマズイと思うからです。

袖のボタンを一つ二つ、わざと外して上着を着用している人は見かけても、
この切羽の裏地を見せている人は余り見かけません。
私の友人のケンちゃんは、飲み屋でよくまくって見せています。
カラオケで郷ひろみメドレーを歌う時は特にそうです(笑)
袖をまくるとスイッチが「ON」になるのでしょう。
歌と振り付けがシャープになってくるような気がします。

スーツのオーダーをしている人が本切羽にされている人がほとんどかもしれませんが、
近頃は既製品のスーツにも見られるようになりました。

さて、
同じ「切羽」でも、「切羽詰まる」という言葉になると大変ですね。
こちらは、切羽詰っていない友人のH君。私のブログにもちょいちょい出てきます。

先日の夕方にふらりとやって来ました。
なんでも、中学校のPTAの役員会だそうでその後、軽く飲みに行くとの事。
彼の息子は今年高校受験でしたが、早々に推薦入学が決まっています。
山形は昨日が公立高校の入学試験でした。
他の受験生は合格発表までハラハラ、ドキドキでしょうが、
彼は超余裕でございます。
彼だけ切羽つまっておりません。
きっと、美味しい酒を飲んだのだと思います。

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