「これ、どっかに出したらしいんですよ・・。」
ズボンをお持ちになって、どこか不満げでのご来店です。
「最初からこちらへ持ってくれば、って言ったのに。」
「いつも言ってるのに。」
「焼き鳥のタレなんですって。全然落ちてないでしょ?シミ。」
もう、止まりません(笑)
いつもご来店下さいますお得意様です。
お話を伺いますと、旦那さんが飲みに行かれて
染みを付けてしまったものを、
旦那さんご自身が、どこかのクリーニング店に出されたご様子。
焼き鳥のタレが何か所かに付いてしまったので、
染み抜きを依頼されたのだそうです。
結果は全然取れずに帰ってきて、ガッカリ。
見た目にも、買ってからまだ間もない綿のズボン。
ツータックチノ。チノパンツ。チノーズ。
タレのシミを染み抜きした跡はあります。
染みの個所は6~7箇所あるのですが、見たところ染み抜きしたところは2箇所。
染み抜きを試みた前の店では、超音波ガンででも濯がれたのでしょう。
シミは薄くなっていないようですが、
シミのまわりが薄っすら白けています。
画像ではオフホワイトに見えますが、もっと濃いベージュ色です。
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シミは探さなければ分らないレベルになりました。
お預かり時に、
ちょっとお借りしましてテストしてみましたが、
簡単には落ちてくれそうにありませんでした。
少し時間も掛りましたが、着用できるようになったと思います。
買って間もないスラックスに、
焼き鳥のタレが付く事が分っていれば、
このスラックスは最初から穿かないと思います。
でも、付いてしまった。
さてどうするか、と考えられたのではないのでしょうか。
(奥さんに言えば何か言われそうだし・・。
気づかれないうちにクリーニングに頼めば、きっと落ちるだろう)
なんて思われたんじゃないっすかね?
分らなくないですよ、そのお気持ち。
多少なりとも、ほとんどの人が、
何かしら奥様には知られたくないもの(事)や
言いだしづらい事ってあるんじゃないですかね。
今度からは、シミ抜きが必要なお品物ならば、
『最初に』当店にお持ち下さいませ。
クリーニング代金を2度払わずに済むように致しますから。
そんなお困りのお客様の為に、当店はお役にたちたい、と思っております。
ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
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お見積りは無料です。
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