「くるりんぱっ」
ダチョウ倶楽部の上島竜兵のお約束のギャグですね。
ダチョウ倶楽部は大好きなのですが、
私もハンチングはよく愛用していて、
ハンチングキャラが、竜ちゃんとかぶっているのが少し面白くありません(笑)
「くるりんぱ」やってくれ、と言われたことは一度もありませんが、
自ら、ウケを狙ってやったとしても、笑ってくれる人など、きっといないでしょう。
先代である今は亡き父は、ずっと前からハンチングが好きで、
出掛ける時にはよくかぶっていました。
もう2~30年も前の話ですけどね。
私も二十台から愛用していましたから結構経つと思います。
この頃は、専ら、春から秋にかけてはメッシュ、
冬はウールのカンゴールのものだけですが。
帽子のクリーニングをブログに出してから、
帽子のお問い合わせが多いのですが、
これが難儀なものが多いのです。
現在送って頂いている物も何点かあるのですが、
これはどうしたものか、
と考え込まなければならない物だらけです。
基本的に洗えないものがほとんどです。
アウトドアブランドのものはほとんど洗えますが、
洗えない物をお手入れするのは極めてリスキーです。
出来ればやりたくない、というのが本音ですが、
どうしてもまたかぶりたい、とか、
全部お任せするから何とかならないか、と言われますと、
無責任ですが、
「どうなってもよければ」お受けしましょうか、となるものはあります。
今日ご紹介するのはハンチングのクリーニングです。
メールで画像も付けて頂き、ご相談頂きましたので、
色々とリスクのご説明等をさせて頂きました。
『菊地さんの、仕事に対する姿勢が好きでお願いするので、すべての結果を感謝で受け取ります。』
とまで書いて頂きました。
誠に恐縮でございます。
そこまで言って頂けるのなら、とお引き受けする事にしました。
毎日、別の帽子をかぶっても、
月に一度もかぶらなくとも良いほど、
帽子を沢山お持ちのこちらのお客様。
どうも、お気に入りやかぶり易さなどで同じ帽子をかぶってしまうそうです。
かぶる頻度が高ければ、汚れもするという事だと思います。
メールでご相談頂いたのは4点。
お預かりしたのも4点です。
本日ご紹介するのは2点のハンチング。
お客様が気になさっていたのは、汗の染み、黄ばみでした。
まずは、こちらのチェックのハンチング。
綿素材のものです。
内側の黄ばみ。
↓
後ろの部分。黄ばみ。
↓
全体。形を整えながら仕上げました。
↓
ヴィゲーンズのハンチング。同じく綿素材です。
後ろ部分。皮脂汚れ。
↓
側面。 黄ばみ。 金具部分は見えづらいのですが緑青の染み。
↓
同じく整形しながら仕上げました。
↓
前から見るとこんな感じです。
帽子のクリーニングは、
一点ずつの取り扱いになり、効率も良くありません。
クリーニング料金のお見積りもお安くはできません。
今回のようなラメ糸がつかわれたものはラメにダメージが出る場合だってございます。
そんなこんなリスクだらけの作業となりますが、
いまからご紹介するようなメールを頂きますと、
お受けして良かったのかな、と思う場合もございます。
ありがとうございました。荷物が届きました!
どれも素晴らしいの一言です。 これであの帽子達は
墓場行きにならずに再び活躍できます。
ハンチングなどは自分で洗濯出来てもアイロン、型押しなどが
出来ないので、やはり「餅は餅屋」ということです。
とても苦労なさった部分も察しがつきます。
この度は本当にお世話になりました。
また次の機会もよろしくお願いいたします。
喜んで頂き何よりでございます。
この度は、誠にありがとうございました。
ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
お気軽にお電話、メールにてお問い合わせ下さいませ。
お見積りは無料です。
宅配便での染み抜きクリーニングも承ります。
菊地クリーニング ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/
〒990-0401
山形県東村山郡中山町長崎4431
TEL 023(662)3058
メール kikuti.masasi@cream.plala.or.jp
営業時間AM8:00~PM8:00 日曜定休です。
ご紹介している画像は、同じような事例で
お悩みの方の参考になりますように、
独断で掲載しております。
掲載に関しまして不都合な事がございましたら
お手数ですが、上記まで御連絡下さいませ。