ウチのあんちゃん(長男)が、
ラングラーのボアランチを着て会社に出かけました。
時期的に早くないですかね?
日中の気温位なら半袖で仕事中はいけるんですが、
山形の朝晩は「寒い」と感じるような季節なんすね。
全国的に見れば、夏場は気温の差がないんですが、
そろそろ東北地方は寒暖の差が大きくなって来たんじゃないんでしょうか。
夏に着たものもお預かりしていますが、
どうもお預かりしたり、お問い合わせ頂くのが多いのは秋冬ものが多い気がします。
春先にお預かりしたお客様のものではなくて、
ご新規やお手入れされずに仕舞われたものでしょう。
カビになってしまっている物もあれば、
お手入れせずにそのまま収納されてしまったものは、
虫食いに遭ってしまっているものもございます。
虫の被害に遭ったものは、
ご本人はとても気になるものですし、
どうしても、ダメージになっているところに目が行きます。
すると、更に気になるんですね。
そんな状態になってしまった物はどうしていらっしゃいますか?
・捨てる。
・売る。
・直してまた着る。
どうするかは、人それぞれでございます。
私はネルシャツが大好きで、
主に70年代~80年代のアメリカのものを一年中探しています。
探してるブランドも二社のもので、ほぼ決まっています。
デッドストックのものも無い事はないのですが、
購入するのは、圧倒的にユーズド品です。
古着の場合、何らかのダメージになっている場合は少なくありませんが、
気に入ったものは、とことん直してから(直しながら)着ることが多いです。
さて、
今日ご紹介しますのは、コム・デ・ギャルソンのクルーネックセーター。
ギャルソン大好きなお客様が、
お知り合いから譲ってもらったものを何点かお手入れさせて頂きました。
お客様が元々お持ちのアイテムは、
春先に防虫加工をお付けしましてお手入れ済みなのですが、
今回お預かりしたものは、
いつもお預かりするギャルソンのアイテムと比べますと、
状態は良くないものが多く、虫穴が開いたものが2、3点ありました。
修理をご希望かをお聞きしまして、その直したなかの一点です。
画像のセーターの色がバラバラですがご覧下さい。
↓
画像で虫穴が分るでしょうか?
↓
↓
お届けした際にお客様に確認してもらいました。
お届け前に、店でも確認しましたが、
目印の糸を外した時点でどこを直したのか分らない状態でした。
お客様も、
「あら、穴ってどこだったのかしら。」
なんて言って頂きました。
この程度の虫穴ですと、ローゲージのものなら分らなくなるものが多いです。
ただ、糸が細く高番手なものになりますと目立ってきます。
どんな補修でも、
「探す」行為を行った時点で、補修は成功だと思っております。
染み抜きもそうなんですが、
他人様が人が着ているものには、さほど関心がありません。
気になるのは、洋服をお持ちのご本人と修正(修理)した人です。
良く見れば、修理したところが解る場合もございます。
しかし、あからさまに穴が開いている場合は目立ちますが、
そうでない場合は解らないと思います。
当店でリフォームサービスをはじめてからは、
リフォーム(補修)の依頼は段々と増えています。
自店で直すもの、外注が必要なもの、様々ですけれど。
外注先もレディースものは百貨店のお直しをしているところで、
紳士ものは背広を仕立てておられた方にお願いしています。
私と家内にリフォームを教えて頂いた先生もおっしゃっていましたが、
一番受注を取り易く、お客様も面倒でないのがクリーニング店への依頼だと思います。
お値段も、自店修理の場合はリフォーム店よりはお安くできると思います。
『クリーニングのついでにリフォームを』
今は少ないかもしれませんが、
これからはそれが主流となる可能性は大いにある、と思っています。
ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
お気軽にお電話、メールにてお問い合わせ下さいませ。
染み抜きテスト、料金のお見積りは無料です。
宅配便での染み抜きクリーニングも承ります。
菊地クリーニング ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/
〒990-0401
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