以前、山形市にあった、ジーパン屋さん。
私も良く行っていました。
ここのオーナーがハーレー乗りで、
お客さんもバイク好きな人が沢山集まるような店でした。
アメリカを愛し、リーバイスを愛するそんな男です。
オーナーはこの人。
↓
ジーパン屋をやりながら、革細工もやっていました。
画像は私のウォレットコードの金具を修理してもらっているところです。
「誰作ったのか分からんが、随分頑丈に作ってあるな。直すの大変だぁ。」
なんて自分が作ったものを直しているところです。
今は、アメリカ製のリーバイスが無くなったので、
革の工房をやっています。
どうやら、以前とは違い、老眼鏡が必要になったようですが(笑)
随分昔の話ですが、
ここんちのGパン屋さんにたまたま私が居合わせた所に、
大きなバイクに乗った若者が現れました。
何でも高速でポルシェと競争してきた、って。
えらいことですな。
バイク乗りの事は詳しくないのでよく分からないのですが、
とにかく彼がバイクを乗ることが何よりも好きで、
スピード出す限界のようなものを体感するのが好きだったようです。
疲れ果てた様子で、店の中の大きなテーブルに上体を投げ出して
「ダメだ~、くたびっだ~(疲れた)」とダウンしてしまいました。
その時の彼の着ていたジャケットは、
よくアメリカンなバイカー達が来ている革のライダースでは無く、
何やらプロテクターのようなものが沢山付いていた
化繊のものだったと思います。
ハーレー乗りの人が、このGパン屋さんには沢山来ていて、
どこどこが壊れた、とよく言っていましたので、
「どうして、すぐに壊れるハーレーがいいのか?」
と聞いたた事があります。
「フェラーリでもポルシェでも、よく壊れるって言うべっす?
でも乗りたい人はそれでないとダメだって言わないがっす?」
むぅ。言われてみれば確かに。
そんな友達もいたような・・。
つまりはそういう事なのだそうです。
さて、今日ご紹介するのはスエードのシャツです。
さっき書いたハーレー乗りの人のものではありませんが、
ハーレーの革ジャケットです。
ケアラベルはこちら
↓
背中の部分を中心にまだらに色が退色していました。
きっと、ヤケたんでしょうね。
↓
私が不在の時に持ってきて頂いたようで、
帰宅してからお客様に電話をさせて頂きました。
ブログにも今回のような事例を出した記憶がなく、
電話で色々とお話しさせてもらっているうちに、
高校の格闘系部活の後輩、K君だと判明。
いつも、私のブログを見ていてくれているという、嬉しい事を言ってもらいました。
有難いっすね。後輩の鑑です。
職場の同僚の方も当店まで連れてきてくれたりして。
わざわざ来てくれたので染み抜きなんかも頑張ったりして。
今回は、納品まで結構時間も掛かってしまい、大変お待ち頂きました。
申し訳ないっす、K君。
でも、色の段差はかなり目立たなくなったと思います。
出来上がりも喜んで頂けたのかと思います。
わざわざのご利用、誠にありがとうございました。
ご用命を頂きまして有難うございました。
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