メンズスーツのお預かり。
上着のポケットのところにシミが付いています。
ダブルクリーニングさせて頂きました。

ビジネスシーンでご着用のものは
パンツは「汗抜き、ダブルクリーニング」を
必ずお勧めしています。
何故か？
「水（温水です）につけると
水の色が黒くなるから」です。
その位、汗や汚れが付いているんでしょう。
クリーニングする頻度にもよるのでしょうが、
そうなるものが多いのです。
この頃すっかり定番となった
消臭剤を使って「洗ってる」（CMで言ってますので・・）
皆さんは要注意ですよ。
消臭剤→ドライクリーニング（ドライ汗抜き）の繰り返しで
風合いの変化が見られる（「アタリ」が出たように全体が光ってる）
という事例が何回もあったのです。
消臭剤やドライの汗抜きでは
汗がキチンと抜けません
ウエットクリーニング（水洗い）しないと
取れないんです。
ドライクリーニングしか出来ないものは
汗をかいたと思われる
エリやワキなどを
「水で洗い流す処理」を
して貰いましょう。
クリーニング屋にとって
水洗いはあまりやりたがらない作業です。
何故か？
ドライクリーニングしたものより
水洗いしたものの方が
仕上げの時間が数倍かかるのです。
風合いの変化も出やすいです。
リスクがあるんです。

上着もダブルクリーニングしたら
シミもスッキリなくなりました。
その後、
ハンドプレスで仕上げました。

ピークドラベルのお洒落なスーツです。
メンズスーツのダブルクリーニング（ドライ+水洗い）は、
頻繁に行なっております。
スラックスのクリース（折り目）以外は
手仕上げでのお渡しです。
近年、細番手の（super100Sや120Ｓなど）生地を使った
スーツが売れていると聞いたことがあります。
実際、ゼニア、ロロ・ピアーナなどの生地のものも
お出しいただいております。
ダブルクリーニングのご要望がございましたら
喜んでお預かり致します。
ご用命をいただき、有難うございました。
色んなものの「汗抜き」加工、
「染み抜き」のご相談承ります。
ご相談、お見積りは無料です。
菊地クリーニング　　ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/