自分のGパンの話

リーバイス・スタプレ。

昨日はとても寒い日でした。
今シーズン最低気温、-8.9℃。最高気温でも-2℃。
でも積雪はあるとはいえ、
大井沢の2mや尾花沢の1.2mなんてとこからみれば
大した事は無い40センチほどだったようです。

昨日、1月16日は先代である父の命日で、
雪の降る中、家族で墓参りに行ってきました。

19年前の葬儀の時も、納骨、法事等、
1月という事もあってか、雪や雨が降らない事がほとんどありません。
毎年の命日も必ずと言っていいほど降るんです。

父は、家族には厳しい人でした。
小学校までは、私には鉄拳制裁なんて当たり前でした。
ただ、他人にはとても優しい人でした。
みんなが顔をしかめるような酔っ払いや、
アウトロー的な、まわりの人があまり関わりたくない人にも優しかった。
私は、未だにそれは真似出来ません。

「オヤジに似てきた」
と同業者の父の友人や、商工会の先輩方から言われますが、
自分では全くそう思いません。

仕事の事は、父が師匠ですので踏襲していると思いますが、
その他は、むしろ反対、反対、の事をしていると思っています。
顔は違いますが、体型は似ています。
しゃべり方なんかも親子ですから似ているのでしょうね。
だからそう言われるのかな、なんて思います。

では、私の息子は私に似ているか、と言うと、
それもないかもしれません。
中学、高校と親子で同じスポーツをしましたが、
タイプが違いますし、性格も違います。
ただ、似ていると言えば、洋服が好きだ、と言う事ですかね。

幼稚園の時からリーバイスを穿かせました。
リーバイスジャパンのものだったと思いますが、
501を穿かせていました。
501ってボタンフライです。
子供のサイズでも、情け容赦なくボタンで前を止めるやつなんです。
これは子供にとっては辛いです。幼稚園児ですから。
新しいGパンなら、大人でも面倒なので、
子供が自分でボタンをはめるのは困難です。
でも、
当時一番小さいサイズ(100サイズ?4歳くらいのサイズ)だけはジップフライだった。
なぜそのサイズだけジッパーなのか、未だに解かりませんが。
でも、501。紙パッチにも501って書いてありました。
これならイケると思ったのですが、
それでも子供にしてみれば面倒だったようです。
かなり前の事なのでハッキリしないのですが、
Gパンの値段も大人の物と同じ値段だったと思います。

この前、息子が、
たまたまスラックスを洗ってくれ、って出したのが、
リーバイスのスタプレ(STA-PREST)。
ポリエステルで出来たクリースの入ったスラックス。
このスタプレなら、ビッグEのものもお安く買えますよ。




息子も何本か持っているのですが、
私も何本か持っています。
私はほとんど穿きませんが(笑)。
何か私の物と、息子の物の色目が同じようだったので、並べて撮ってみました。

フォーマルな時に穿くのはカウボーイだけ、だと思います。
Gパン屋だった小川さんがそう言っていたような気がします。
ポリエステルですから、
ガンガン洗濯も効きますし、クリース(折り目)も消えません。
ただ、余り洗濯しなかったり、
プレスを怠りますと、
ヒザが出てしまったり、ヒザ裏のシワが取れなくなったりはすると思います。

ウエスタンが好きな方は、
ジーパンにもクリースを入れますが、
日本ではクリースの入ったジーパンを好んで買う人は少ないかも知れません。
私も買わないですから。
でも、このスタプレだけは別モノ。
クリースが新しいものに入っているのが普通です。
シルエットもブーツカットやフレアが多いです。

体型や性格は違っても、
買っている物が似ている。
私とオヤジがどこか似ているように、
私と息子もどこか似ているのでしょうかね(笑)

「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
お気軽にお電話、メールにてお問い合わせ下さいませ。
お見積りは無料です。


宅配便での染み抜きクリーニングも承ります。

菊地クリーニング  ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/
家庭洗濯を応援する
「染み抜きブラザーズのブログClean&Easy」 
http://ameblo.jp/simibura/

〒990-0401
山形県東村山郡中山町長崎4431
TEL  023(662)3058
メール kikuti.masasi@cream.plala.or.jp

Gパンの話。

おとといの染み抜きブラザーズの動画の最後の場面に、
相棒のたけしんと二人で写っている画像を見て、
思い出した事。

この写真を撮ってくれたkomaちゃんもGパンを新調する予定なのだが、
どこのブランドの物が良いか、三人で熱く語っておりました。
komaちゃんは、レッドウイングのブーツを先日ゲットして、
キレイ目カジュアル路線からアメカジ路線へ変身しようとしています。
相棒のたけしんも今はアメカジの魅力にどっぷりと浸かってしまっている。
夏になれば、トップスは変わっても、
Gパンを穿き続けようというクリーニング屋の仲間がいます。

年中穿いているGパンですが、
何故、自分がそうなってしまったのか、ということを思い出しました。
そういえば、私はいつからGパンを穿き始めたんだろう?
確か、小学校の5年生だったと記憶しています。
かなり昔の事ですので記憶は曖昧なのですが・・。
友人のTくんが学校にラッパ型(ベルボトムです)のGパンを穿いてきた。
それは私の中では衝撃的でした。
「カッコいい・・」
親に頼んで同じGパンを買ってもらおうとして、ねだった事を覚えています。
1971年ぐらいの事です。

コンバースのハイカットではありませんでしたが、町内の店で、
それに似たようなバッシュを買ってもらっていました。
Gパンのほうと言えば、ベルボトムのものは買ってもらえませんでした。
一つは町中のお店に売ってなかった事。
もう一つは、肥満体でちょうどのサイズのGパンが無かったからだと思います。
どこのブランドものかは分かりませんが、
オヤジに買ってもらったのはストレートスタイルのGパンでした。
オヤジが弟子入りした、山形市のクリーニング店は、
山形市の中心にあって、弟子入りしていた当時には、
「アメリカの古着を売る屋」があったらしく、
Gパンやスカジャンが売っていたそうで、本人もGパンやスカジャンが欲しかったらしい。
そんな店によく通ったらしい。
今思えば「お宝だらけの店」だったと思います。(笑)
オヤジもGパンを持ってましたので、自分が欲しいと言ったGパンはすんなりとゲットしました。
私が欲しい「ベルボトム」ではなく、「ストレート」モデルでしたが・・・。
続く。