ハットの染み+全体処理

「洗えません」の帽子

『洗えないと書いてある物を洗って欲しい。』
そう言うご要望は、正直困惑いたします。

「どうなっても良いからお願いしたい」

と心強い言葉を頂戴する時もあります。
そう言って貰って、
「あ、そう。 どんな風になってもいいんだ」
なんて思うことなど有りません。


どうなっても良いと言ってはおられますが、
お客様は『また着用出来る様になる』と
思って、そう言っておられると思うからです。


今までの経験とその品物をテストする事で、
「洗えるのか」
「染み抜き等のお手入れができるもの」なのか、
「洗えないもの」なのか
判断させて頂きます。
キレイになって喜んで頂きたい
と思って仕事をしておりますが、
中には残念ながらお断りせざるをえない物も
勿論ございます。

今回お預かりの帽子も、
ケアラベル(洗濯表示)は全て×です。
(画像でご確認ください)
まずは、洗い上がりの画像です。



そして、こちらは、作業の前と後。
           ↓

頭頂部の整髪剤?の油のような染み。

↓ 

内側の皮脂、スレ汚れ。

↓ 

キレイになりました。
今回は染み抜き後、洗浄できると判断して
作業いたしました。

ケアラベルが全て×の物も、
お手入れすることで
また着用できる物もございます。
諦めて捨てることは簡単ですが、
もし、
それがお気に入りで、代わりのない物だったら、
また着用できる物になれば嬉しくないっすか?

まずは、ご相談ください。
ご相談、お見積もりは無料ですので。
品物を拝見できれば詳しいお話できると思います。

そんなアイテムをお持ちの方の
お手伝いが出来れば嬉しいです。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」の御相談承ります。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。
お見積りは無料です。

菊地クリーニング  ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/
TEL  023(662)3058
ご紹介している画像は、同じような事例で
お悩みの方の参考になりますように、
独断で掲載しております。
掲載に関しまして不都合な事がございましたら
お手数ですが、下記まで御連絡下さいませ。
kikuti.masasi@cream.plala.or.jp