プレス

本切羽のプレス

まずは、こちらの画像。



背広の袖口をプレスしています。
手仕上げや手直しをしないところは、ここをプレスしないと思います。
こういう風にソデのボタンが開くものは少ないのですが、
お客様によっては、ほとんどの背広がこの仕様なっている方がいらっしゃいます。

「本切羽」なんて言いますね。
袖のボタンが開閉できるようになっている仕様で、
元々は、医者が手術の際に、腕まくりをしやすく工夫したのが始まりなんて言われてます。
この仕様の物は、必ず裏地をプレスしなければいけません。(と思います)
それは、ボタンを外して、袖口をまくる事があるから。
まくった時に見えてくる裏地にシワがあってはマズイと思うからです。

袖のボタンを一つ二つ、わざと外して上着を着用している人は見かけても、
この切羽の裏地を見せている人は余り見かけません。
私の友人のケンちゃんは、飲み屋でよくまくって見せています。
カラオケで郷ひろみメドレーを歌う時は特にそうです(笑)
袖をまくるとスイッチが「ON」になるのでしょう。
歌と振り付けがシャープになってくるような気がします。

スーツのオーダーをしている人が本切羽にされている人がほとんどかもしれませんが、
近頃は既製品のスーツにも見られるようになりました。

さて、
同じ「切羽」でも、「切羽詰まる」という言葉になると大変ですね。
こちらは、切羽詰っていない友人のH君。私のブログにもちょいちょい出てきます。

先日の夕方にふらりとやって来ました。
なんでも、中学校のPTAの役員会だそうでその後、軽く飲みに行くとの事。
彼の息子は今年高校受験でしたが、早々に推薦入学が決まっています。
山形は昨日が公立高校の入学試験でした。
他の受験生は合格発表までハラハラ、ドキドキでしょうが、
彼は超余裕でございます。
彼だけ切羽つまっておりません。
きっと、美味しい酒を飲んだのだと思います。

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個性的なシャツ、再び。

「お父さん、Kさんから電話だよ。」
ん?珍しいな。 なんで家の電話に?
 「もしも~し、毎度っす。」
「わりぃ。電話、携帯と押すとこ間違えた。 
お前のかあちゃん出たからよ、たまげだず。
この前みたいにシャツにプレスしてくれ。」
 「OKっすよ。」

先月もブログで紹介したブランドのシャツを、先輩のKさんがまた買ったらしいのです。
そのシャツを持って、程なくしてご来店。
「これな。」
とカウンターにポン。


前回よりも柄がパワーアップしています。
更に派手になってる(笑)
今回のは、この前聞いた、「もっとスゴイものもある」と言ってたパターンものですね。
関東に営業に行った時に買ってきた、と教えてくれました。

Kさんは、美味しい山形のフルーツを中心に、
全国に卸販売している会社の社長です。
愛車のマジェスタを駆って、四国地方くらいまでは平気で営業に行ってしまいます。
凄いパワーの持ち主です。

今回のシャツを買いに行った時に、
この前のシャツを着て行ったらしいんです。
ショップスタッフがそれを目ざとく見つけたらしく
「いらっしゃいませ」の後に、すかさず、
「いつも有難うございます」と言ったとか。
「春物なのか?って聞いたらよ、そうです、って言うから。」
「面倒だから4枚買ってきた。 ポイントカードももらったりしてよ・・」なんてニヤニヤ。
似合わねぇな~、ポイントカード(笑)

「でよ、こっちも頼む。」
と紙袋を渡されました。
で、あけてみると・・・、

クレリックシャツが2枚と



この前と同じブランドのシャツが全部で4枚。



エリのロールが潰れないような工夫がされています。



相変らずエリの裏も派手だなぁ。


買って袋に入ったままのシャツが全部で6枚。
プレスいたしました。

新品で買ったシャツって、ほとんどが畳んであります。
タタミ皺が気になって着られないという方もいらっしゃるんです。
そんなシワが気になる方の為に
ハンドプレスで仕上げも致します。
シワが付いて着用できない物の、プレスのみのご要望にもお応えできますよ。

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買ったばかりのシャツのプレス

昨日は、
よく遊びに来てくれるH君が、
携帯を新しく購入したやつを私に見せにきました。
土曜に、今風の絵文字付きのメールが来て、
携帯のストラップがダメになったので、革紐を持ってないか?って。
H君も私もこの人の影響で、携帯のストラップをこんな感じにしています。


これは私のです。
ちょっとくたびれてきました。
ディアスキン(鹿革)の紐を携帯に直に付けます。
そこにビーズを通して使ってます。
これの良いところは丈夫なところ、なんです。
使っているうちに伸びてはきますが。
H君のストラップも前の携帯のものと同じように出来上がりました。(画像ありませんが)
これでポケットに入れた携帯の紐を
グイっと引っ張って取り出しても大丈夫です。

新しい携帯はいいんですけど、文字が小さいっすね。
H君も私も、次はほぼ「らくらくフォン」で決定ですね(涙)
老眼とか遠近両用とか掛けないと見えないです(さらに涙)
らくらくフォンに赤いビーズ・・、 微妙だな。

携帯のメール。
この頃はあまり使わなくなりました。
以前は何かとよく使ってたんですけどね。
多分、老眼で見えづらくなったからだと思います。
でも、使わない訳じゃない。

いつもお世話になっている先輩から、
 「シャツにアイロンだげってでぎるが?」(原文のまま)ってメール。
 「OKです」
 「わがた」(わかった)
最小限の文字数。
以前はもっと文章もそれなりに長く、
絵文字なんかも使っていましたが、年々短くなってきました。
正直、電話でしゃべったほうが早いです。

そんなことでお持ちいただいたのがこちらのシャツです。


「なんという・・・」
「地味だべ?」
「どごがだべっす?」
「もっとスゴイ柄、あっけよ」
ボタンホールの糸の色も、ボタンの縫ってある糸もマルチカラーです。
「調べてみでいいがっす?」
っていう事で調べてみました。
LOUIS&CLERK ってブランドです。

プレスいたしました。

買ったばかりのドレスシャツは、ほとんど畳んであります。
いつもシワのないシャツをきている方には
「これじゃ、とても着れない。」と言う方もいらっしゃいます。
そんな時は『プレスのみ』も致します。
気になる方はおっしゃってくださいませ。

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