エヴィスの男。

怪しいサングラスにハンチング。
日の丸印が付いた、ド派手なフライトジャケット。
Gパンのバックポケットの片方には、おなじみの『カモメペイント』と
もう片方には『戎』なんて漢字でペイントしちゃてます。
ん~、
かなり重症の「エヴィス病」にかかっています。
この前のブログでご紹介した「エヴィスのアイテム」
この人のものです。

当店のある、自然豊かな山形県の中山町には、
似つかわしくない「エグい服」で現れた
丸刈り(一分刈り)の男。
友人が帰郷して
顔を見せに来てくれました。
当店に、御来店のお客様が
「ビックリ」されたり、「極度の不快感」を
覚えられる可能性がございますので、
自宅のほうへ。
クリーニング屋の自分が気になったのは、
彼が着ているフライトジャケットです。
以前「エヴィス」の本に出ていた
「YAMANE Airforce 1」のようです。
こちら ↓

右側の日の丸、左側の焦げ茶の「山根水軍」のワッペンは
どちらも革のようです。
しかも文字や模様はプリントです。
ケアラベル(品質表示)は
どこを探しても見当たりません。
いずれ、
お手入れをさせてもらう可能性が高い私としては
心中穏やかではありません。
他人様のものではございますが
脱いでもらって、
勝手に裏返して
汚れ、シミの確認です。

         ↑
袖口に薄っすらスレ汚れ有。
これを軽症のうちに取ってしまいます。
ニットのエリも洗っておきました。
        ↓

私が洗わせてもらう事を前提に
早めのお手入れです。
「汚すなよ。(洗うのが)大変だから。」
「洗えないの?」
「なるべく洗いたくないな~。」
「ホレ、洗濯表示なんか無いしよ~、エヴィスのタグなんか『ビガビガ』光ってっべ~。」
「洗えない?」
「んだがら、汚すなず~。」
なんて説明しました。
でも、
「洗ってくれ」と言われれば
洗います。

が、
友人には、かなり沢山のリスクの説明が必要です。
了解をもらわなければ洗えません。
このアイテムだけではありませんが
クリーニングするにはリスクが出てくるアイテムはございます。
そう言うものは
お客様と十分お話をさせて頂いてから
作業させていただく事になります。
お客様の「困ったこと」には「お応えする」方針でございます。
その為に、まだまだ学ばなければいけませんし、
スキルアップできるように精進いたします。
エヴィスをこよなく愛する「エヴィス・バカ」の〇〇君、
またの御来店、お待ちしております。
ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」の御相談承ります。
お見積りは無料です。

菊地クリーニング  ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/
ご紹介している画像は、同じような事例で
お悩みの方の参考になりますように、
独断で掲載しております。
掲載に関しまして不都合な事がございましたら
お手数ですが、下記まで御連絡下さいませ。
kikuti.masasi@cream.plala.or.jp

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