同業の方が、
「防寒着などの重衣料はほぼ出尽くした。
今度はセーターなどのものかな。」
なんて話ておられました。
??、そうか?外交主力だから?
確かに、定期の集配のお客様の防寒着は
かなり出して頂きましたが、
出尽くした感じは無いっすね。
お持込のお客様は、防寒着もお持ち頂きますし、
「今から着る」物もお持ち頂いてます。
冬物は「お手入れしてから収納しましょう」と言う事を
色んな手段でお知らせしてますが、
クリーニングして仕舞うかどうかを決めるのは
勿論、お客様でございます。
『いつ、何時、どんな「染み」や「汚れ」も取る』
スタンスである当方の
スキルをあげておくことのほうが大事です。
「結構、汚れているかもしれない」
とおっしゃってました。
検品してみると、両袖と前ポケット部、襟部に
油ジミのようなものが付いています。
↓


手にして、良いダウンジャケットだとは分かりましたが、
私の勉強不足で、
こちらのブランドの知識が有りませんでした。
『mountain equipment』
英国のブランドです。
ダウンジャケットとスリーピングバッグが有名で、
著名な登山隊や極地遠征隊の公式装備に
度々採用されている。
1960年に創業された、
「質実剛健」を追求している歴史あるブランドです。
そのダウンジャケットを
キレイに洗い上げましょう。
↓


染みは前染み抜きで取って
ウエットクリーニングでキレイにしました。
ダウンのもどりも良く、
お預かり時よりもふっくらしました。
ダウン製品は、
「洗わないほうが良い」と言うかたもいらっしゃいますが、
洗ったほうが良いと思います。
寒い冬に着用するアイテムではありますが、
屋外だけ着ているものではないはずです。
暖房の効いた屋内でも着用する時もあると思います。
その時にかいた汗がダウンに付いたまま保管されると、
「ニオイ」が出てくるものがございます。
また、
汚れが付いたところやシミになっているところは、
取れずらくなるものが出てきます。
そして、
品物によって、
「ドライクリーニングのみ」の表示の
ケアラベルが付いている物がございます。
ドライクリーニングをしますと
羽毛の保護成分が取れてきてしまいます。
取れたものは、
ダウンのふくらみが徐々に無くなってきます。
当店では、お客様にご説明いたしまして
ウエットクリーニング(水洗い)をおススメしております。
(ちなみに、今回のものは水洗いのみの表示でした)
アウトドア系のブランドのものは
「水洗い」表示が多いと思います。
パタゴニアなんかも確かそうだったはずです。
水洗いで洗えば、それで良しと言う訳ではありません。
勿論、「キレイに洗って」お渡しいたします。
洗剤、撥水加工剤も何種類かご用意しております。
洗剤、加工剤に、こだわりのある方は、お預かり時に御指定下さいませ。
ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」の御相談承ります。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。
お見積りは無料です。
菊地クリーニング ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/
TEL 023(662)3058
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kikuti.masasi@cream.plala.or.jp