アイビー、トラッド、アメカジ。
1960年代にヴァンジャケットが登場して、
日本の若者たちに起きたアイビーブーム。
私が「VAN」を知ったのは中学時代です。
初めて憧れた洋服のブランドかも知れません。
VANができて10年程経ってからですが。
憧れていたブランドでしたが、
VANのアイテムは未だに持っておりません。
唯一持っていたのが、「Kent」の白のボタンダウンシャツでした。
ホントはVANのものが欲しかったんですが、
私の大きな体に入るサイズのものが無かった(笑)
Kentのシャツがたった一枚だけ、ギリで着れました。
これは結構大事に、中、高と着ましたね。
愛着もありました。
高校を卒業して、総合繊維卸業に就職してから
ナチュラルショルダー、
段返り三つボタン、
センターフックベントの
スーツとブレザーを作りました。
会社では、ボタンダウンのシャツは
パターンオーダー出来ましたので、何枚かつくりました。
靴は、
サラリーマンのための最強のシューズと言われた、
REGALを何足か買い揃え、
その中の二足のチャッカーブーツに至っては
頑丈な作りのために、いまだに、履き続けています。
サラリーマン時代には、
アイビーはトラッドという呼び名になっていたのかも知れません。
さて、
そんなトラッドファンは、
好みを変えずに、同じブランドの物を長く愛用する方は少なくありません。
今回、お預かりしたのは、
レディースのJ.PRESS。
ジャケットとスカート、スラックスが同じ生地のセットアップです。
画像ではエリの黄ばみが見えずらいんですが、
袖口の染みもあり、全体的にもくすんでおりました。


↓


エリと袖口は部分的に染み抜きして、
その後、ダブルクリーニング(ドライ+ウエット)しました。
染みの部分はキレイになって
全体的にあったくすみも取れ、サッパリしました。
J.PRESSなどのトラッドなアイテムは、
時代的の流れで、
多少のデザインの変化はありますが、
不変的なものなのかと思います。
この頃は、
メンズ物も「ちょい悪」よりも「アメカジ」がアツいですよね。
若い頃に「VAN」はじめ、
MEN’S CLUBに影響を受けた方が
アメリカン・カジュアルの良さを再認識しているのかもしれませんね。
お気に入りのものは、
定期的にお手入れする事で
長く着用できるアイテムになるのではないかと思います。
ご用命を頂きまして有難うございました。
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