ダウンジャケット袖口の汚れ

今日、1月11日は「成人の日」ですね。
新成人になられた皆さん、誠におめでとうございます。
全国各地で成人式が行われるんでしょうね。
バカ騒ぎして祝うのも若者の特権かもしれませんな。
毎年、TVのワイドショーで映し出される映像を見て、
「常識のある大人」の皆さんのコメントも全くおっしゃる通りです。
でもそのコメントよりクリーニング屋として気になるのが、
騒いだ時にめちゃくちゃになっている「着ている物」です。
着物や洋服。
多分、誰かが洗うんだろうなぁ。 酒とかガンガン付いてそうだし。
きっと大変だろうな、と毎年思います。

それと今日は「鏡開き」ですよね。
また、餅をいただく事になるんですね。
先代は餅が大好きでした。
鏡餅も先代が丸めて作っていました。
クリーニング職人の前は農業の手伝いをしていて、
二人の兄と共に鏡餅を作るアルバイトのような事もしていたようです。
とても上手かったんです。 玄人はだしの腕前でした。
我が家では「鏡開き」って言わなかったですね。
「力餅食え」って言われていました。
今日の餅を食うと力が出るんだ、って小さい頃から言われてました。
この辺では鏡開きの餅を焼いて食べてはいけない、って言われてます。
この辺だけなのでしょうかね?

さて、
例年よりも雪が少なくて、
すごし易い山形ではありますが、決して寒くない訳ではございません。
外出する時には、ダウン等のアウターは必需品でございます。

今日ご紹介するのは、
ダウンジャケットの染み汚れ。  特に袖の汚れです。
こちらのレディースのダウンジャケットは、
身頃には目立ったシミはないのですが、
ソデのウラが黒ずんでいました。





こちらは前身頃にプリントが入ったダウン。

洗濯表示はドライクリーニングが×で、手洗い可能の表示です。

ソデがスレて黒ずんでいました。



キレイになりました。

チョット着ただけでは、こういう汚れにはなりませんね。
結構着用されたものだと思います。
洗濯表示どおりに30℃の水で、手洗いだけしては
この染み汚れは取れることはありません。
手を掛けてあげて染みを取っていくことになります。

こういう汚れもものは、キチンと染みを取っておきませんと
段々に落ち難い染みになっていきます。
ワンシーズンを着続けることをせずに、
シーズン途中でのお手入れで、
汚れの定着を避ける事が出来ると思います。

それに加えて、撥水加工もされると良いと思います。
水を弾くだけでなく、汚れも付きにくくなります。
当店ではダウンジャケットとスキー&ボードウエアには
標準で撥水加工をお付けしております。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」の御相談承ります。
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お見積りは無料です。

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