スーツの古い染み。

「随分、前の物なんだけど」
「しまって置いたら、いつの間にか染みになって。」

と、お得意様から来店頂きました。

ほとんどの作業を夫婦でやっていますので、
洗う時と仕上げる時に必ずどちらかが手を掛けています。
前シーズンにお手入れされたアイテムは、
どこかで覚えているんですが、
私も妻も、こちらの物をクリーニングした記憶が無くて
御客様がおっしゃるように、きっと何年も前にお手入れされたものなのでしょう。

素材がウール100%ですので、
基本的にはドライクリーニングされるアイテムです。
御客様から、飲み物をこぼしたとか、何かを付けたのでとか
言って頂ければ対処できます。
しかし、お預かり時に、御客様からの説明がない物や、
染みや汚れが認識できない場合は対処する事ができません。

今回お持ちいただいたのはレディーススーツ。
上着に染みはありませんが、
スカートの前部とスソには黄変した染みが複数ありました。










お取りいたしました。

お酒やジュース、お茶などをこぼしてしまって、
オシボリやティッシュなどで拭いた場合、そのときは分からなくなる場合も多いです。
でも安心はしないで下さい。

デリケートな素材を、ダメージが出ないように洗える「ドライクリーニング」は、家庭ではできない洗い方です。
ドライマークが付いているものを洗える、「水洗い用の洗剤で洗う事」とは全く違います。


石油系の溶剤で洗うドライクリーニングは、クリーニング屋にしか出来ない洗い方です。
油性の汚れに関しては、水洗いよりはずっと落とせます。
ただ、水溶性の汚れ落ちに関しましては、中々落としづらい特徴もあります。

ですので、付いた染みや汚れが水溶性の場合、
ドライクリーニングのみの洗いですと残ってしまう場合があります。
なので、
ウエットクリーニングなどの水を使った処理が必要です。

確かにオプションの料金も掛ってしまう時もありますが、
染みが後から出てきて染み抜きを依頼するよりかは
はるかに安価だと思ってください。

メールや電話でのお問い合わせや、
ご新規でいらっしゃる御客様のお悩みで多い事例が、
やはり黄ばみ取りの依頼です。
汗が取れていなくて、ゴワゴワ感のある物も多いです。
それは、水を使った処理がなされていない物だからだと思います。

今回付いていた染みも黄ばみの染みになっていました。
染み抜き剤も使っておりますが、漂白作業もしております。

「シミが取れなかったら、上着だけ着る」とおっしゃっていましたが、
スーツで着用いただけるようになりました。
シミになっている物を、「諦める」のは染み抜きしてからでも遅くはありません。
シミが薄くならずに、着用レベルにならない物は
染み抜き料金は頂きません。
染み抜きは成功報酬で頂戴しております。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」の御相談承ります。
お気軽に電話、メールにてお問い合わせ下さいませ。
お見積りは無料です。

菊地クリーニング  ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/
家庭洗濯を応援する
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お悩みの方の参考になりますように、
独断で掲載しております。
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お手数ですが、下記まで御連絡下さいませ。
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