職人の洞察力。

昨日、
私がメガネを作ってもらっている、
コマツ」の社長の所に行ってきました。
良くお邪魔するんです、メガネの調整に。

以前はメガネの掛け心地を気にするなんて事は、
さほど無かったような気がするのですが、
この頃は少し感覚が違うとすごく気になります。

少し老眼になったからかもしれません。
鼻当ての具合と、左側のフレームが
少しですが下がっているような気がしたのです。
右側が気になる時もあれば、なんか見え方が違う感じの場合もあります。

前にも書いたと思うのですが、
自分で掛け心地を何とかしようとして、
少し直してみたのですが、
結果は更に掛け心地が悪化しました。
で、
コマツの社長の所に直しに行ったら、
「自分で直そうと心掛けた?」
で更に、
「直しにくくなるので、スグに持ってきて欲しい」
と言われました。
要は自分では色々といじるな、ってことです。

同じですね、クリーニングの染みと。

「メガネ掛けたまま、右側を下にしてそのまま寝たなんてことは無いかな?」
(あるかもしんねえ)
「するどいなぁ、小松さん。あるかもしらん」
「だべな、そんな感じになってる」
見れば分るんですねえ。
流石です。

お客さんが何をしようとして、こうなってしまったか。
そんな予想がつく事は、他の業種でもあると思います。
何でもかんでも自分でやらないと気が済まない人。
いらっしゃいますよね?
玄人はだしの人も中にはいらっしゃるかもしれませんが、
やはり職人にはかなわないと思います。

さて、今日ご紹介するのは、
綿のスラックスに付いたベルトからの色移りです。





これは、最初から染み抜き出来るプロにお任せ下さい。
家庭洗濯では無理だと思います。
クリーニングに出しても、
普通に洗っただけでは染みは落ちてこないと思います。

擦ったり、揉んだり、ブラシを掛けたりと、
家庭で染みを取る時は、どうしても力技になってしまいませんか?
クリーニング店で染み抜きをする場合は、
専用の薬剤でシミを浮かせたり、
専用の機材でダメージ無く取ったりしています。

お品物をお預かりする時に、
「気になる染みや汚れはありませんか?」
なんてお聞きします。
その時はここをこうしてみた、なんて言って頂くと有難いです。
ホントは染みになったところは、
何もせずにお持ち頂くほうが一番キレイにできるのですが。
クリーニング屋ですので、メガネの事は分りませんが、
洗濯での事は容易に分ってしまう場合は多いんですよ。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
お気軽にお電話、メールにてお問い合わせ下さいませ。
お見積りは無料です。

宅配便での染み抜きクリーニングも承ります。

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