今日は仕事するには都合のいい天気の様子。
暑い日になると、洗濯物が良く出るんですが、
作業するには汗だくになってしまいます。
クリーニングをどの店に出すのかは、お客様のセレクトではありますが、
この季節、クリーニングに出す点数が多いので、
仕分けして出すよりも、面倒なので「取りあえず」安い料金のクリーニング店でいいや、
なんて思っているのであれば考え直されたほうが良いと思います。
政治の世界でも仕分けしている時代です。
国の予算規模なんて庶民には現実的ではありませんが、
ご自分の家庭の予算はよくご存じのはずです。
一番の無駄はクリーニングに出したものが、
お客様がイメージしているように、キレイになって戻ってくるはずの品物が、
そうならずにお手元に戻ってくる事ではないですかね。
お金の無駄払い。
そう感じられたのなら、それは次回からは回避したいと思うはずです。
お店を変えてみる、って方法がありますよ。
良さげなクリーニング店に出したいけれど、中々探せない。
ならば、ネットで調べれば沢山の良い店は探せると思います。
人に聞く、って方法だってありますね。
シミ抜きを依頼して、染み抜き代金を払ったのにシミは落ちてこない。
↓
そして同じ店に再依頼。さらに料金を払う。
↓
やっぱり、シミは落ちない。
↓
ガッカリする。
そんなガッカリしたお客様より、お預かりしましたジャケットです。
同じクリーニング店に二度依頼されたそうです。
ジャケットの下の部分。
このような染みです。
↓
染み抜きクリーニング後です。
↓
決して難易度が高いシミではございません。
ただ、前に依頼したクリーニング屋では取れなかったそうです。
染み抜きの薬剤の違いもあるのかもしれませんし、
作業の内容も違うのかもしれません。
よそ様の染み抜き作業なんて、ほとんど見た事はございませんし、
どこまでの作業をするのかも見当が付きません。
どんな方法でやった染み抜きなのでしょうね？
星の数ほど？沢山あるクリーニング屋ですが、
どこのお店も、どの位の染み抜きや仕上げをするかなんて、
全部違ってるんだと思います。
染み抜きの方法、設備、薬剤の使い方。
クリーニング料金が安ければ、掛ける手間にも限界があります。
大手チェーン店などは、受け付ける人と作業する人は全く違う人でしょう。
「取れませんでしたシール」が貼ってあれば、
受け付けの人も、そう説明するしかありません。
逆に、当店のような家族でやっている店は、
受け付ける人と作業する人は一緒です。
ましてや、お客様と直接お話し致しますので、
お困りのご様子もヒシヒシと感じ取れます。
勿論、100％染み抜き出来る訳ではありませんが、
少なくとも「取って喜んでもらおう」という気持ちで作業いたします。
クリーニング料金と作業内容は、リンクすると思います。
クリーニング業は手間を掛けてお代を頂くサービス業です。
難易度が高い染み抜きは、それ相当の料金を頂くことになります。
薬剤を付けると、スッとなくなるシミもありますが、
スッとなくならないシミは時間も手間も掛ります。
クリーニングや染み抜き代金を二度払った時点で、
「高い料金の店」の料金よりは、高い料金になっている可能性は大いにあります。
この季節、面倒なことかもしれませんが、
クリーニングに出される前にシミや汚れを確認しましょう。
そして、品物の状態もチェックしましょう。
そして、どこの店に依頼するのかを「仕分け」しましょう。
きっとそのほうが、経費削減になると思います。
ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
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