この前まで行われていた柔道の世界選手権。
日本での開催で盛り上がり、
金メダルラッシュで観ているほうも盛り上がったのではないのでしょうか。
少し前までは、
柔道ではなくて、「まるでレスリング」のような試合が多くて、
ルールが改正になりました。
一本を取る事を目指しているのが日本の柔道。
このルール改正は、やはり日本選手には有利になったんじゃないですかね。
私は柔道もレスリングも経験がありますので、
どの勝ち方が良くて、どれが悪いなんて、何とも言い難いのですが、
柔道の「一本」も、レスリングの「1点」も、
相手から取るのは、どちらも苦労して取る事に変りはありません。
日本の場合、柔道の道場が沢山あって、
幼少期から習っている人が大勢います。
どの指導者からも「一本」を取る事を教えられています。
ポイントを取って勝て、なんて言わないと思います。
日本柔道ならではの、「一本」へのこだわりですね。
競技人口も多いんです。
中学生になっても、部活の他にその道場に通っている事も多く、
試合の時などは学校の顧問の先生以上に
道場の先生方が一生懸命に応援してくれたりしています。
そろそろ、中学生も高校生も、
新人戦が始まった頃なんじゃないでしょうか。
さて、
そんな新人戦で着用されるのかどうかは分らないのですが、
柔道着をお預かりしました。
学校の体育の授業で使われる物とは違い、
競技用と言いますか、試合用の厚手のものです。

私の息子も柔道をやっていたので分るのですが、
この厚手の柔道着を家庭で洗うのは大変なのではないでしょうか。
洗うことは洗えますが、中々乾かないんですよ。
コインランドリーででも乾かすんでしょうかね。
中学生の場合、替えの柔道着を何着も持っている事はあまりないと思います。
なので、洗濯回数も少なくなってしまうのではないかと思います。
今回お持ち頂いたのは、
一緒に洗ったタオルから、
柔道着に赤い色が移ってしまった、というものです。
まずは、後ろの腰の辺り。
↓

↓

そして、名前が書いてあるゼッケン部分。
①

↓

②

↓

移染したところはキレイになりました。
ゼッケンの所が多少だぶつき気味で、
柔道着が詰まっています。
アイロンで少し伸ばして修正しました。
洗濯機が大きくなったからか、
家庭洗濯での色移りは多くて、修正事例も増えています。
染み抜きする場合、
まず薬剤で色を出来るだけ薄くします。
ここでなるべく落とします。
取れないものは漂白していきますが、
ご家庭で取ろうとする場合はスグに漂白する場合が多いと思います。
でも、
残念なことに、キレイになる事は少ないと思います。
洗濯機が大きくなっても、
白っぽいものと色が濃いものは分けて洗いましょう。
分けて洗っただけでも、色移りのリスクは大幅に減るはずです。
色移りを修正してくれるクリーニング屋は、
全国的にみれば沢山あると思います。
でも全てのクリーニング屋が染み抜き出来るとは限りません。
もしかしたら、少数かもしれません。
それぞれのクリーニング屋の特徴がありますので、
染みが取れるかどうかは、お近くのお店に聞いてみて下さいね。
ご用命を頂きまして有難うございました。
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