汗取り処理・ドライ

ツモリチサト、ウールジャケットの汗取り、部分汗抜き。

今週はお盆の休みに入る方が沢山いらっしゃると思います。
暑い日も続くようですね。
当店は明日(13日)の昼まで営業致します。
16日までお休みを頂きます。
宜しくお願いいたします。

今日も、明日の昼まで、
という納期のお品物を朝のうちだけお預かりしました。
汗抜きする物もございますが、
全体を水に浸けるものが多いのですが、乾燥機は使わずに、
なるべく自然乾燥をします。
毎日のこの暑さで工場内はすごく暑いです。
なのでスグに乾いてしまいますね。
そういったところは有難いですね。

さて、
今日ご紹介しますアイテムは、
全体を水洗いしない場合の汗抜きです。
触っただけで、汗になっている物や、
お客様からの汗抜きWクリーニング(ドライ+水洗い)のご要望が無い場合は、
部分的に汗を水で洗い流す場合もございます。

薄手のサマーウール。
ショールカラーの黒のジャケットです。


ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)。


石油系のドライクリーニング以外は×です。


お預かりの状態では汗は認識できないのですが、
この時期なので、着用すれば汗になっているのは間違いありません。
ですので、部分的に、ワキや襟、袖口などは、
部分的に超微粒子の水で汗を洗い流します。

ドライクリーニングも勿論しますよ。
仕上がり後はご覧の通り。
汗を抜いてもなんともありません。



今回お預かりしましたのは、ケアラベルにSAMPLEの表示がありました。
って事は、一点ものですね。
素材の表示も詳しくは書いてありませんでしたが、
生地はサマーウールで、背当てなどの裏地はレーヨンかキュプラだと思います。

シミや汚れがキツくなってからご依頼の場合。
このような作業だけでは取れないです。
汚れたらクリーニングに依頼する場合ですね。
こちらの場合は「着用したから」クリーニングに依頼されたものです。
お客様の考えは様々ですので、
どちらの場合でも対応させて頂くのですが、
洋服により優しいのは後者です。
作業内容を当店にお任せ頂ける場合は、
こちらで判断をしまして作業をさせて頂きます。
汗を取ることで、後から出てくるシミなどの予防にもなると思います。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
お気軽にお電話、メールにてお問い合わせ下さいませ。
お見積りは無料です。


宅配便での染み抜きクリーニングも承ります。

菊地クリーニング  ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/

〒990-0401
山形県東村山郡中山町長崎4431
TEL  023(662)3058
メール kikuti.masasi@cream.plala.or.jp
営業時間AM8:00~PM8:00 日曜定休です。
ご紹介している画像は、同じような事例で
お悩みの方の参考になりますように、
独断で掲載しております。
掲載に関しまして不都合な事がございましたら
お手数ですが、上記まで御連絡下さいませ。

自分の事だけど気づかない。

男の方なら誰もが経験していると思うのですが・・・。
ズボンのチャック全開!
これは、いくらカッコつけても、
他人からみれば間が抜けています。
人から指摘された時の精神的なダメージも結構なもんです。
見てるほうとすれば、当人には失礼なのですが、
ビシッとしていればいるほど面白いですよね。

知人なら、そっと教えてあげたりも出来るのですが、
全く知らない人なら声を掛けるのは勇気がいります。
なので、必然的にスルーですよね。
知らぬは当人ばかりで、ダメージも相当なものになってしまいます。
なら、声を掛けろって事ですが、中々出来ません。

私の場合は、ほとんど毎日Gパンで暮らしています。
ファスナーのものではなくて、ボタンで止めている物を穿いています。
だから、チャック全開、ってのは原則無いです。
でもこの前、元Gパン屋の店長から、
「菊地さん、ボタン一個開いてない?」って言われました(笑)
ベルトの丁度下のが一個。
全部で五個あるうちの一個です。
流石ですねぇ。
自分が売ったGパンだけに、見る所が違います(笑)
チェックが厳しい。
職業病と言ってもいいのかもしれません。
自分ではボタンは全部掛けた、と思っていても、
他人から言われるまでは全く気が付かないという事ですね。

さて、
今日ご紹介するのは冬ものの厚手のジャケットです。
画像を見れば一目瞭然ですが、ワキの下に汗をかいています。



染み抜き台の上で汗を抜きました。

はたして、お客様は感じておられるのでしょうか?
ワキがこういう風に輪どりになっている事を。
秋から冬にかけては、
雪かきなど特別に体を動かしていない限りは、
「汗をかく」という感覚がないのではないですかね。

実はこの汗の輪どりは、もっと簡単に取れると思いました。
でも、意外に取れませんでした。
そうです、冬の汗と夏にかく汗は違うんですね。
夏の汗よりも、冬の汗のほうが濃いと言うか、脂分が多いのです。
だから取れにくいんですね。
洗う回数だってどうでしょう?
冬物ってシーズン中に何回洗いますかね?

確かに冬は寒いのですが、
暖かいところ、多くないですか?
電車の中もそうですし、クルマの中だってそうです。
スーパーの中や各種店舗の中も暖かいですよね。
寛げる場所、例えばレストランとかならアウターを脱ぐことはあるのですが、
ショッピングしている時や、お店を見てまわる時には、
店内が暖かくともアウターは着たままではないのでしょうか。

今回の洋服の裏地は、
濃色で黄ばんだとしても比較的目立ちませんが、
白っぽい裏地なら黄ばみは目立つでしょう。

自分では汗をかいたとは全く思わなくても、
実際はかいている事をお忘れなく。
折角のお気に入りの洋服が、着られなくならないように、
クローゼットの中をチェックされる事をおススメします。

ご用命を頂きまして有難うございました。
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ちょっとした手間ですが。(ギャルソンワンピース、汗取り)

黒のウールワンピース。


コム・デ・ギャルソンです。


後染めですか?


身頃はウールだけではなくレーヨンが使われているようで・・。
スカートの部分はキュプラです。
ドライクリーニングの前に、
シルクガンという超微粒子の水が出る道具で、
両脇を部分的に洗い流して汗を抜きます。
その後、ドライクリーニングします。



アイロン禁止。
タンブラー禁止。
水洗い禁止。
コム・デ・ギャルソンは、
独特のシワや生地の感触を大事にするものがほとんどで、
ほぼ他のアイテムもこのような洗濯表示です。

胸のレーヨン地の部分のも、スカート部分のキュプラも、
水洗いすれば変化が出易い素材です。
ドライクリーニングだけのお手入れが普通ですが、
黒いものは汗が付いていても見えません。
汗が残っているよりは、部分的に抜いてあげたほうが
生地の変化はないと思います。

同じ黒いウールのアイテムでは礼服のズボンがありますが、
裏地を確認された事はあるでしょうか?
黄ばんでいたり、裏地が輪どりのような染みはありませんか?
尿の染みなんかも、付いてスグはシミは目立ちませんが、
日にちが経ってしまったものや、
ドライクリーニングのみされたものは黄ばんできたりします。

コンディションの維持の為のお手入れ。
ちょっとした手間ですが、
作業内容を任せて頂いているお客様のものは、
こんな作業も致します。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
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