人の価値観って様々です。
「一生もの」をずっと大切に使う人。
反対に、
今、流行りのものを速攻で手に入れて、
ある程度満足したらすぐにでも手放して、
そしてまた、次のものを手に入れる人。

どちらの人も、自分のライフスタイルにこだわりにある人です。
私の周りにもこういうスタイルの人が多いように思われます。

ある先輩は、以前、
自分の車を、ひと月に3回替えた、という人がいらっしゃいます。
BMW→メルセデス→アウディだったかな。
どうも乗ってみてしっくりこなかったご様子。
輸入車専門販売店で、
「○○さん、ナンバー付いているものなら、どれでもどうぞ。」と言われたとか。
ご本人はスグに「やんだぐなる」（イヤになる）らしい。

また、同業の方なら皆よく知っている、私の相棒のTさんもそうです。
ここ2年で彼のギターとカメラは何台変わったのでしょう。
このパターンの人は、とにかくその車やギター、カメラの知識が豊富で、
何よりそのモノが好き、という事なんだと思います。

「一生もの」をオーダーする方は、
「こういう素材でこういうデザイン」というのが頭にイメージされていて、
それを具現化できるお店を探し、依頼して作ってもらうのでしょう。
そんなオーダー品は他の人のデザインとはかぶることなどありませんし、
大切に永く使いたいと思うはずです。

そんなオーダーされたレースのドレスをお預かりしました。
オーダーされたお品です。

ワキの部分に白く汗染みがあります。

↓

汗抜きWクリーニングでキレイになりました。
お持ちいただいたお客様から、
「後で、変色したりするのがイヤだから。」
という事と、
「部分的じゃなくて、全部水につけて・・」
という事で、Wクリーニングする事にしました。

通常、汗抜きで、ドライ表示のアイテムを水洗いする時は、
御客様にリスクのご説明をさせて頂きます。

今回のように、
いつもお持ち下さる御客様の中には、こちらからの説明の前に
汗抜きをご指定されることが多いです。

「料金が安くなければ」とか
「とにかく、洗ってさえあれば」と思われる方も多いと思います。
染み、汚れは皆一緒ではありません。
それぞれに合った洗い方もございます。
お持ちいただいた時や、集配で伺った時は
お困りのことや気になっている事は、詳しく教えてくださいね。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」の御相談承ります。
お気軽に電話、メールにてお問い合わせ下さいませ。
お見積りは無料です。
菊地クリーニング　　ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/
家庭洗濯を応援する
「染み抜きブラザーズのブログClean＆Easy」　（ほぼ毎日更新）
http://ameblo.jp/simibura/
ご紹介している画像は、同じような事例で
お悩みの方の参考になりますように、
独断で掲載しております。
掲載に関しまして不都合な事がございましたら
お手数ですが、下記まで御連絡下さいませ。
TEL 　023（662）3058
メール　kikuti.masasi@cream.plala.or.jp

芸能界では、今年は結婚ラッシュになるのではないか、と
こないだのテレビで言ってました。

今年の成人式の様子を見れば、
女の子はほとんどが振り袖姿でしたが、
同じ振り袖などの着物を結婚式で着ている人は
かなり少ないのではないのでしょうか。

私が結婚式をした25年前には着物を着て
結婚式に出席した方は沢山いたような気がします。
最近の結婚式を見てみますと、着物ではなく、
ドレスを着用されている方が圧倒的に多いんじゃないんでしょうか。

当然といえば当然なのですが、
ドレスのクリーニングの依頼は増えています。
着用してスグには、汚れたりシミがあったりという事が気づかない事もありますが、
飲み物や汗など、時間が経てば浮き出てくるシミもございます。

今回お預かりした御客様が気になされていたのは
汗のシミです。


↓


Wクリーニング（ドライ＋水洗い）でキレイにいたしました。
ドレスの素材やデザインによってはWクリーニングできないものもございます。
Wクリーニングしましたので、後からしみが出てくる事はまずないと思います。

ドレスを着用された方に言えることは、
直接肌に触れたものは、
なるべく早くお手入れされたほうが良いという事です。
シルク素材のものなどは、汗などが付いたままですと
黄変したり、色が抜けたりするものがあります。

一般の人ならば、毎日ドレスを着つづける人はまずいませんよね。
次に着るときまで、時間が空くと思います。
いざ着用する時に出してみたら、「染みがあって着られない」、
なんてならない様にきちんとしたお手入れが必要かと思います。
気持ち良く着用できるように、
「着たら、洗って収納する」事をおススメいたします。

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先日、
『家庭の洗濯で困っている事』をお聞きしておりました。
「洗濯で困ってることって、何でしょ？」
「ん～、困ってることねぇ・・・。　何だろう・・。」

ですよねぇ。
そうなってしまいますよねぇ。
私の急な質問に一生懸命に答えを探してくれています。
そしたら、
「あ、そうそう、動画見たんだけど、
コーヒーの染み取るって結構手間が掛かるんだね。
染み抜き代ってやっぱり掛っても仕方ないんだね。」
「いつもの作業では、ああいう事はしませんけど、
家庭洗濯ではそうなってしまいますね。
綿の白地のものだからいけましたけど、色物はダメですよ。」
困った事は思い出してもらえませんでしたが、
『染み抜きブラザーズ』のブログを見て頂いたのは
嬉しかったですね。

洗濯で困った経験は皆さんあるはずですが、
急な質問でしたので、思い浮かばないのだと思います。
何日までご回答下さい、というアンケートならば
そう言えばこんな事が、なんて思い出してもらえるかもしれませんね。

「洗濯するという手間」のストレスはあっても
余程ひどい色移りや、品物の縮みがない限り、
困ってることは無いのかもしれませんね。

クリーニング屋は家事洗濯の代行の部分もあるとは思いますが、
「これは家では洗えない物」を
お預かりするもののほうが多いのではないでしょうか。

ドライコースがある洗濯機。
ドライクリーニングのように洗える洗剤。
でも、
ご家庭ではドライクリーニングは出来ません。
あくまでも、『水洗い』です。
ドライクリーニングでなければ落ちない染み汚れがありますし、
ドライでなければ『洗えない物』があります。

そして、
家庭洗濯と同じくくりの水洗いでも、
クリーニング店では、家庭洗濯とはちょっと違う
こだわったものを使っているお店がありますよ。
洗剤、肌触りがとても良くなるトリートメント剤など。
汚れや素材に合わせた、
洗浄する水温の管理もできます。

そして決定的に違うのが、
整形するプレスの技術と仕上げの機械類。
クリーニング屋にお任せ頂いたほうがよろしい物が
たくさんございます。

こちら、「ポールスミス」の↓

ジャケットとか↓

「Y’ｓ」の↓

薄地のカットソーのジャケット↓


どちらも、Wクリーニングでのお手入れです。

ドライクリーニング＋水洗いの手洗い＋トリートメント加工。
家庭洗濯では出来ない洗いと加工。
どちらのアイテムも、
素材的にも水洗いに不向きな物が数種類混紡されており
家庭洗濯には向いておりません。
洗濯表示もドライクリーニング指定です。
アイロン掛けにしても元に戻す事は困難でしょう。

朝晩が涼しいというより「寒い」感覚になりました。
秋冬ものにシフト替えする季節ですね。

春夏に着用されたものは、
汗になったものが殆どです。
キチンとお手入れされないものは黄ばみますよ。
来シーズンの為にも、Wクリーニングで仕舞い洗いされて
収納される事をおススメ致します。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」の御相談承ります。
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