皮革クリーニング+色補正

ライダースとスタジャン、汗抜きクリーニング。

「お客様にクリーニングの事を、もっともっとお知らせする事が大切です。」
そんな事が昨日の
武田クリーニング実績紹介集』のブログに書いてあります。
私もそう思います。

昨日、TwitterのDMで、「ブログにリンクしました。」と連絡をもらいました。
昨日の投稿された記事には、私の事が書いてありました。
私の事を良く知ってくれているだけに、
泣きそうになってくれた、ネット師匠のたけしんさん。
そんな事を書いてくれた、
たけしんさんのブログを拝見した私も泣きそうになりました。

ブログをやってみたら、と強く背中を押してくれたのは彼です。
そんなコメントをもらえて嬉しかったですし、益々元気が出てきました。
有難うございました。

自分にとっては毎日のブログ更新が結構大変で、
その割には上手く書けているとはとても言い難いブログです。
ただ、
たった二年間だけ投稿しているブログですが、
シミやクリーニングでお困りの方がこのブログを見つけて頂いて、
当店にクリーニングを依頼され、喜んでくれたお客様も沢山いらっしゃいます。
私自身も、とても嬉しく思います。

「クリーニングに出してもキレイにならない。」
「安心してクリーニングに出せない。」
そんな事をおっしゃる方がいるのは分ってはいましたが、
このブログを通してメールやお電話でご相談頂いた方から、
自分の想像を遥かに超える人達が、そう思っているのだと実感しています。

このブログを見てくれる人は、限られた人だけだと思いますが、
一人でも多くの人にクリーニングの事を伝えられれば、と思います。

さて、
新品になるべく近づく出来上がりにしたい人が多いのですが、
着古したユーズド感が良いという人だっていらっしゃいます。
ユーズド感がかなりあるライダースジャケット。


フランス製です。
汗臭くなったのでサッパリしたい。
そんなご要望です。
汗はドライクリーニングでは落としきれませんので、
革用の特殊な洗剤と助剤を使った水洗いをしました。
ユーズド品や古いものは、
縫製も弱っているものがありますので、
注意しながら慎重に手洗いします。




ただ、袖のキズと言いますか、
ワッペンを剥がした跡のような所は色を入れて直す事にしました。



洗った後に少量の保革剤を補いました。
洗う前に比べて手触りはしっとりしました。
ヴィンテージ品とかの古いものは、
固くなっているものも多いです。
ですので、油分を入れてあげたほうが革は長持ちすると思います。

リアルにヤレ感を出す場合や、
新しいものを早くエイジングしたい場合は、
保革剤や油分は入れない(塗らない)ほうがいいと思います。

もう一点。
部分的に革を使っているスタジアムジャンパー。
こちらも汗臭いと言う事で革専用の水洗いをしました。
こちらも古いものです。



肩の部分が革。
ポケット部分も革です。




肩の部分はダメージないようです。
ポケット部分の革の色が剥がれていました。
その部分のみ色を入れて直しました。

お品物の状態に合わせたクリーニング。
お客様の要望はどうされたいのか。
ダメージの状態をキープするのかどうか。
品物のダメージの具合によっては、洗えない物もございます。
通常の革製品も、
素材の特性上、リスクは必ずございます。
お預かり時にはご説明しておりますが、
お客様からのご理解も必要となります。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
お気軽にお電話、メールにてお問い合わせ下さいませ。
お見積りは無料です。

宅配便での染み抜きクリーニングも承ります。

菊地クリーニング  ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/
家庭洗濯を応援する
「染み抜きブラザーズのブログClean&Easy」 
http://ameblo.jp/simibura/

〒990-0401
山形県東村山郡中山町長崎4431
TEL  023(662)3058
メール kikuti.masasi@cream.plala.or.jp
ご紹介している画像は、同じような事例で
お悩みの方の参考になりますように、
独断で掲載しております。
掲載に関しまして不都合な事がございましたら
お手数ですが、上記まで御連絡下さいませ。

革ジャンパークリーニング。

私はバイク乗りではありません。
が、バイク乗りの人の、いで立ちは好きです。
Wの革のライダースに革パン、エンジニアブーツ。
カッコいいですな。
マンガの「クローズ」や「WORST」に出てくる「武装戦線」スタイル、でしょうか。

以前よくお邪魔していたジーパン屋「JEANS-B」には、
ハーレーをはじめとしたバイカー達が集まってきて、
よく話をさせてもらいました。
ここのお店はウエスタンのショップでもありましたので、
ボトムはブーツカットのGパンとウエスタンブーツの人も多かったんです。
ジーパン屋のオーナーもハーレーを持っていましたので、
ハーレーの話をアツく語ってくれました。

よく壊れるんだよね、って何度も聞いた事がありますから、
ハーレーはよく壊れるイメージがあります。
その壊れるバイクに高額な金を払って、
何故乗るのかを何人かに聞きました。
「車もポルシェ乗る人はよく壊れるって言わないっすか?
でもポルシェに魅力を感じてるから乗るべ。
フェラーリだって同じだべ。
まあ、ハーレーだってそういう事でないべが。」
まあ、分らなくもないです。

日本の車は壊れなくていい、という人もいれば、
日本車にはないものを持っている、
外車の独特な乗り心地やパワーが好きな人もいます。
以前、ドイツ車を乗っていた経験がありますが、
確かに国産車とは違った面白さがありますよね。
左ハンドルなんて不便なんじゃないか、と思っていましたが、
馴れれば言うほど不便でない事もわかります。
多分それと同じように、
日本のバイクとハーレーでは違うのではないでしょうかね。
私は原付しか乗ったことはないのですが、
今のところ、大きいバイクに乗ろうとは思わないですねぇ。
危ないから(笑)
車のほうがコケないし絶対安全でしょ。

そんなバイク乗りに欠かせないのが、
レザージャケットやレザーパンツ。
体にフィットしたものでなければいけないとも教えてもらいました。
体を守るためには、革の厚さも必要だそうです。

さて、今日ご紹介するのは、
そんなバイカー御用達の・・といきたい流れですが、
ご近所のお得意様の革ジャンです。

バイクを乗るのかはお聞きしていませんが、
多分乗らないと思います。
ご近所ですが見た事がありませんから。
お年もそこそこ召されていまして、
いつも「自動車を安全運転」されている方の物です。

両肘の部分と・・、


ポケット部分が色ハゲ。



革の部分はブラシやスポンジを使って、
細かいところまで洗って、
ニット部分の汚れはブラッシングで
よく洗います。

で、洗い上がりは、

ヒジの部分も、


ポケットの部分も色補正しました。


キレイになりましたし、手触りも良くなりました。
革用の洗剤は、通常の衣料を洗うものとは別物です。
色止め剤や柔軟加工剤も使います。
革にコンディショナーでシットリ感を与えて、
乾燥後に仕上げを。

今回はご要望で色を補正しましたが、
「補正無し」でも全くOKです。
むしろ、自分の物ならしないかもしれません。
リアルな色ハゲもカッコいいじゃありませんか。
色補正は、洗う前に、
お客様のご要望をお聞かせ願えれば、と思います。

以前は、革製品は外注していました。
納期も最低一カ月でした。
当店で洗いますので、納期は半分で大丈夫だと思います。
詳しくは店頭でお問い合わせくださいませ。

ご用命を頂きまして有難うございました。
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