ペンドルトン・セーター虫食い穴の直し

「大切に着てるんだけども、虫に食われて・・。」
そんな事をおっしゃるお客様がとても多いです。
そんな時には、
「本当に多いですよね。洗ってからしまわれましたか?」
とお聞きしますと、ほとんどの方は、
「あ、そう言えばそのまましまったかも。」
って答えられます。

洗って仕舞う事よりも、
今、着るから洗って着る方が増えるとともに、
虫食いの被害に遭われる方が多いです。
昔はこうだった、(洗ってから仕舞っていた)的な事を言ってみても、
そんな事はもう過ぎてしまった事でして、
いくら言ってみたところで元には戻りません。

洗って仕舞いましょうと言う啓蒙は、
今後も続けて行こうと思いますが、
興味の無い事を言い続けても聞いてくれる人がいなければ、
効果は薄いのかもしれません。

クリーニングしてキレイにしてお渡しする。
防虫加工や防虫剤を使って衣類を守る。
そんな事を当たり前だと思っているのは、
クリーニング屋だけなのか、なんて思いたくはないのであります。
風邪が流行している時期に、
病院に行かなければならない場合ってマスクをして行きたくないですか?
予防をしなければ、体力や免疫力が無い人は、
風邪がうつってしまうんじゃないのでしょうか?

とはいえ、
何とかそのような衣類を救済したいアイテムだってあるはず。
自店でのニット製品のお直し修理をお引き受けしてからは、
ご依頼頂く点数は増えています。
元々のお得意様の物もあるのですが、
むしろ、ネットで見て、という町外の方や、
宅配便で送って頂く、当店を初めてご利用頂くお客様が多い事例でもあります。

先に申し上げておきますが、
編直しではありませんし、直した所は分かるお直しとなります。
ただ、ビフォーとアフターを比べて頂くと、
目立たなくなる事は分かって頂けるのかと思います。

そんなニットのお直しをご紹介します。
ペンドルトンのセーターをお預かりしました。



画像でご紹介する直しが全部ではありませんが、
かなり多くの箇所をお直しさせて頂きました。

袖。
穴あきの箇所は、この部分が一番多かったと思います。




袖口。




背中。




白っぽい物やハイゲージの物。
これは濃色なものよりは分かりやすいです。
出来れば目立たないようなお直しを心がけておりますが、
そうならない物もございます。
ただ、
キズ穴になっている状態よりは、絶対的に目立たないと思います。
ご本人とお直しした当店では、
どこがダメージなのかが分かるのですが、
他人様から見れば、よそ様の洋服のキズ穴を探す行為などはしないでしょ?
穴が開いていれば、それは目に付きますが、
塞いであったらそんな違和感はあまりないはずです。
キズ穴になった物は、
ダメージが広がる事はあっても、小さくなる事はありません。
もったいないアイテムは、
仕舞う前のお手入れをする事が一番大切ですが、
ダメージになってしまった物は捨てる前に、
お直ししてみるって手段もある事をご提案させて頂いております。

ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
お気軽にお電話にてお問い合わせ下さいませ。
染み抜きテスト、料金のお見積りは無料です。

宅配便での染み抜きクリーニングも承りますが、
アイテム等によってはお引き受けできない場合もあるかと思います。

初めて宅配便クリーニングをご利用される方、ご相談頂く方、
また、お急ぎの方はお電話でのご相談とさせて頂いております。
現在、メールでのご相談はお時間を頂戴する場合がございますし、
当店の宅配便クリーニングをご利用頂いたことがある方のみとさせて頂いております。
何卒、宜しくお願い致します。

菊地クリーニング  ホームページ
http://www9.plala.or.jp/kclean/

〒990-0401
山形県東村山郡中山町長崎4431
TEL  023(662)3058
営業時間AM8:00~PM8:00 日曜定休です。
ご紹介している画像は、同じような事例で
お悩みの方の参考になりますように、
独断で掲載しております。
掲載に関しまして不都合な事がございましたら
お手数ですが、上記まで御連絡下さいませ。

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