ウエブサイトで調べれば、
ダウンジャケットを自分で洗濯する方法はいくつか出てくると思います。
洗濯後に加工する撥水方法も同じでしょう。
想像ですが、誰にでもできる洗濯、誰にでもできる撥水加工のような感じでしょうか。
そう、ダウンジャケットのケアラベルに、
水洗い可能な表示が付いているものは、実際に洗えると思います。
きっと、メーカーサイドで検証されていて、
実際にテストされてるのではないのか、って思いますから。
(その限りに無い場合もあるらしいけど)
クリーニング代金がもったいない訳ではないけど、
自分で洗ってみよう、って人は多いはずです。
さて、本日ご紹介しますのは、
「洗ったもの」ではなく、
「洗わないで撥水加工をやってみた」と言うダウンジャケットです。
お客様がダウンと一緒にお持ち下さった撥水剤。
↓
色々と差し障りがあるとアレですので、、
ラベルと付いていたタグは隠しました。
染みの部分は画像的には分かり難いのですが、
全体的にスプレーされたのでしょう。
全体的にシミは沢山ありました。
もう、水洗いだけで洗ったくらいでは取れない染みになっています。
前身頃ポケット部分。
↓
↓
袖部分。
↓
↓
仕上がり。
↓
手間は掛かりましたが、キレイになったと思います。
ご自分で撥水加工をしてみる時の注意事項ですが、
乾いている物にはスプレーしない、って事。
今回のようにムラムラの染みになってしまいます。
撥水効果は高い程、そうなる可能性はあるはずです。
「水洗いして濡れている状態にスプレー」されたほうが良いでしょう。
家庭洗濯される場合、汚れが酷くならないうちに洗う事。
汚れがある場合は部分的にでも汚れやシミを落としてから、
全体を洗うってことが良いと思います。
撥水剤に全体をどぶづけする場合は、
・濡れたままの状態で、
・撥水剤の濃さにも注意して、
・指定された用法を守る。
ってことです。
濃すぎるものにつけ込みますと撥水がバンバン効きそうな気がしますが、
逆効果になると思われます。
ムラになる可能性が極めて高いです。
そして、ムラにならずに乾燥出来た場合は、
軽く表面に熱を掛けてあげると撥水効果はあがります。
今回ご紹介の事例のようになった場合ですが、
家庭洗濯では取れません。
クリーニング屋で行う、
一般的なクリーニング工程でも取れないようになってしまいます。
染みを取る手間は、予想以上に掛かります。
ですから、料金もそれなりに掛かってしまいます。
熱を掛ける(乾燥機やアイロン等)となお取れ難くなりますので、
取扱いにはご注意くださいね。
ご用命を頂きまして、ありがとうございました。
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