昨日、アパレル業者さんが、
自店のお客様が消費者向けに教える、
染み抜き方法のセミナーに参加させて頂きました。
何年か前に、「染み抜きブラザーズ」として、
武田クリーニングのたけしんさんと、
家庭洗濯向けのブログなんかも書きつつ
(9割ほどは、たけしんさんが書いたのですが。。)、
自分達でシミを付け、染み抜きを実演して、動画を撮って、
シミの取り方、洗濯の方法を公開していた時の事を、
ふと思い出させてくれました。
クリーニング屋で、染み抜きを勉強されている店には、
染み抜き専用の機材や薬剤があり、
処理の工程を手順通りに行えば、
比較的簡単に落とせるようなシミも、
一般家庭で同じシミを落とす、となりますと、
私達が行う染み抜きの何倍もの手間が必要なんですよね。
更に、細かい事を申し上げますと
微妙に残る場合も多々ございます。
さて、
本日ご紹介しますのは、ウインドブレーカーです。
このお品物は、家庭洗濯ができるものです。
しかも、クリーニング屋の特長でもあるドライクリーニングが出来ません、の表示です。
↓
表示では洗濯方法は手洗いのみ、となっています。
ただ、この表示通りの洗濯をすれば、
この油のようなシミが取れるのかと申しますと、取れません。
ではそうするればいいのか?という事です。
シミの部分には染み抜きが必要なんですね。
↓
ドライクリーニングが出来ない理由として、
ブランドロゴがプリントされています。
これはドライクリーニングをする事によって、
プリントが剥がれてくるって事でしょうね。
だから、水洗いの手洗い。
機械力を掛けないで、というのも、
プリントがはげる事があるって事からだと思います。
プリントは時間が経つと剥がれてきます。
発泡プリントも同じです。
剥がれやすいものに機械力を掛けますと、
更に剥がれてくる事になります。
洗いは手洗いで。
シミはシミで別に対応。
そうする事で、キレイに出来るのです。
洗いあがったものには、撥水加工(撥油加工)をしておくことで、
シミになりにくくなりますから、
合わせてご依頼くださると、予防にもなる、という事です。
ご用命を頂きまして有難うございました。
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染み抜きテスト、料金のお見積りは無料です。
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