背抜きの背広と総裏の背広。
真冬なんかは、総裏のものが一枚布地があって多少温かいのでしょうかね。
好みにもよるのでしょうが、
薄い生地の春夏もので総裏のものを作った時に、
シワになりにくい反面、暑がりなので後悔した覚えがあります。
厚手の生地の場合、総裏でもいいのでしょうが、
空調のないお寺さん以外なら寒いとは感じないのは私だけでしょうか?
頻繁にスーツやジャケットを着ない立場の自分は、
本当は着やすさだけ考えれば、
肩パット無し、裏地も最小限なものが欲しいところ。
体型の関係でイージーオーダーする事がほとんどなのですが、
中々、要望を聞き入れてくれません。
型崩れするからとかなんとか言われまして、
薄い肩パットが入る訳であります。
さて、本日ご紹介するアイテム。
お預りしたのはJ.PRESS。
ネット経由のご依頼も、地元の友人もトラッド系のご依頼は多いです。
ダブルの6つボタン、2つ掛けのブレザー、薄手のものです。
ウール100%。絵表示がありませんが、
ドライクリーニング指定で水洗いは不可の表示です。
染み抜きクリーニング前。
襟、袖口にカビが生えてしまいました。
↓
クリーニング後。
写真を撮る時、襟の箇所は良く覚えていたのですが、
襟まわりの画像だけで失礼します。。
袖の染みが残っていたら分かったのですが・・。
何はともあれ、キレイになりましたよ。
カビにならないようにするには、ですが、
収納の時がポイントでしょう。
まず、基本的にはクリーニングされてから(洗ってから)仕舞うって事です。
・汚れたままの物を収納しない。
・水分に注意。
カビの原因になりそうな事を、しないって事でしょう。
住宅事情もあって高気密高断熱も原因なのでは、なんて思う事もあります。
収納場所の寒暖の差で結露するときだってありますよね?
クローゼットの湿気には気を付けられたほうが良いと思います。
たまに扇風機で風を送ってあげるのも効果的かと思います。
昔は虫干し、ってあって、風を通してあげていました。
湿気だって取れる良い習慣がありました。
でも、まずは収納する前のお手入れ。
ブラッシングだけではなく、きちんと洗いましょう。
そのまま仕舞ってしまう場合は、
お話しを聞く限りかなり多いと感じます。
洋服の他のアイテムもそう。
黄ばみになったり、無かったはずの染みが出てきたりというのは、
お手入れせずに(洗濯せずに)仕舞ったものが多いのです。
ご用命を頂きまして有難うございました。
「お困りのシミ」「黄ばみ」「修正」「リペア」の御相談承ります。
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染み抜きテスト、料金のお見積りは無料です。
宅配便での染み抜きクリーニングも承りますが、
当座の間、アイテムによってはお引き受けできない場合もあるかと思います。
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